kiligihiii’s diary

ぼくは十分に速くあったろうか

翻訳でしか読んでませんが...

Twitterで流れてきた論文が面白そうだったので読みました。

ci.nii.ac.jp

私は海外の小説を読むのが好きで、これまでずっと翻訳で読んできました。*1

日々、楽しく読んでいるのですが、「原書で読めればなぁ」と思うことが少なくありません。知り合いに好きな小説をきかれても、「翻訳でしか読んでませんが...」と言ってしまうことがあります。最近はとくにそんな気がします。

この論文で面白かったのは「純粋言語」という考え方です(ベンヤミンという人が提唱した概念とのこと)。これまでの日本の英語教育・英米文学教育では「原書で読むべし」という考えが主流であったけれど、海外の大学では必ずしもそうではなくて、原書だけでなく翻訳ものや映画等の派生した作品も使って鑑賞するそうです(原書をおろそかにするということではありません)。そうすることで作品自体も「熟していく」。あらためていわれるとなるほどなと思います。 著者の授業も面白そうです。

いつか原書で読みたいなぁと思いながらも、読みたい小説がなくなりません。そろそろ読み方を変えたほうがいいかなと思っていたところだったので、ギクッとしたのでした。

*1:不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』だけ原書で読みました。